●実車データ
国鉄では戦後の輸送力増強に伴い1951(昭和26)年から新設計の急行用客車を登場させました。これがスハ43系です。
切妻車体が採用され、デッキ部分の構造が簡素化されたほか、客室面積が増加しました。
スハ43系は新しい標準客車として増備が続けられ、1955(昭和30)年までにスハ43・スハフ42で1,000両以上が製造され、戦前型オハ35系、鋼体化客車オハ61系に次ぐ勢力となって全国各地で活躍しました。
スハ43系の後に製造された10系軽量客車よりも頑丈な車体構造から重宝され、国鉄民営化直前の旧型客車最末期まで活躍が見られました。
●製品の特徴
ぶどう色1号の車体、所属表記とナンバーが2段に重なり、検査表記が側面にある仕様となっております。
東海道本線の普通列車をイメージしており、牽引車としてC59、C62、EF58、EF57、EF53等が好適です。
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